ITNM3.8冗長構成について

過去の案件で採用した冗長構成について以下に示す。
【環境】
 AIX 6.1
 Netcool/OMNIbus 7.3
 ITNM 3.8
 DB2 9.5 fp7
【構成】
 2台のAIXサーバーでITNMをACTIVE-ACTIVE構成とし、
 同じサーバー上にDB2のデータベースを作成し、ITNMのデータベースとする。
 このDB2については、インスタンスホームディレクトリとデータディレクトリを
 共有ディスク上におき、PowerHAで冗長構成をとる。
【構成図】
shigoto_tivoli_itnm38_cluster.JPG
【認識】
 1) ITNMからDB2のデータベースにアクセスするには、データベースをカタログしておく
   (catalog database xxx)が必須である。 つまり、JDBC Type4接続のように、
   カタログを行わずIPアドレス、ポート番号、データベース名のみでの接続は行えない。
 2) ITNMからデータベースへの接続を定義する上で、以下の方法をとる。
   ITNMから見た場合、REMOTEのサーバーにDBサーバーがあるように見えている。
【ITNMからDBへの接続方式 】
 1) 2台のAIXサーバーで冗長構成された共有IP/共有ディスク上に
   DB2のサーバーインスタンスとデータディレクトリを作成し、データベースを作成。
 2) 2台のAIXサーバーでクライアントインスタンスを作成し、1)で作成したデータベースへのREMOTEカタログを行う 。
 3) ITNMでは、2) のREMOTEカタログに対して、データベース接続の設定を行う 。
【導入メモ】
 ・1系2系の両系のローカルに、DB2バイナリ(db2server)を導入。デフォルトは/opt/IBM/db2/V9.5。
 ・共有ディスク上にインスタンスユーザを作成。db2inst1とか。そこにインスタンスおよびNCIMを作成。
  デフォルトは/home/db2inst1。これは共有ディスク上にFS切ってもらい、HAの引継ぎ対象のリソースとする。
 ・1系2系の両系のローカルに、db2クライアントユーザインスタンスユーザを作成。db2ncimとか。
  これをNCIM用接続ユーザにする。デフォルトは/home/db2ncim。
  これなら、HAでリソースを切替えたり切戻したりしても、オーバーマウントしたり、接続方法の考慮がいらない。
【DB2インスタンス作成&カタログ登録方法】
 ①rootでdb2ncimユーザに対してdb2clientインスタンスを作成
  # /opt/IBM/db2/V9.5/instance/db2icrt -s client db2ncim
  ⇒これでdb2clientインスタンスが作成され、db2コマンドが使えるようになる
 ②db2ncimユーザで、DB接続先サーバをカタログ(登録)する
  $ db2 catalog tcpip node サービスホスト名 remote サービスホスト名 server ポート
  ⇒これで、接続先サーバおよび接続先DBがカタログ(登録)される
  ⇒JDBCドライバ経由なので、本来はポートの設定等は省けるはずだが、ITNMはなぜか必要!
  $ db2 list node directory
  ⇒カタログされたサーバを確認
 ③db2ncimユーザで、接続先DBをカタログ(登録)する
  $ db2 catalog database NCIM(DB名) at node カタログしたサーバのホスト名
  ⇒これでカタログしたサーバ上の接続先DBがカタログ(登録)される
 
 ④db2ncimユーザで、DBへ接続できるか確認する
  $ db2 connect to NCIM user db2ncim using パスワード
  ⇒接続できれば、ncp_classがNCIMへ接続できるので、ITNMが起動できる。

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